乗馬も慣れてくると欲しくなってくるのがマイホース!
マイカーのように自分だけの馬って憧れますよね?
今回はそんなマイホースの購入方法を紹介していきます!
乗馬の馬は購入できる?
競走馬は、競馬のレースで勝利を収めること血統を引き継ぐなど、繁殖も重要な仕事になります。
これに対して、乗馬の場合は乗用馬と呼ばれるもので、お客さんが安全な状態で乗馬を楽しんだり乗馬の技術を高める目的で使用される専用の馬などの大きな違いがあります。
中には、乗馬クラブでお客さんが自己所有できる、乗馬の馬を飼うことができる白馬と呼ぶ制度を設けているところも存在しています。
他にも、オーストラリアやヨーロッパ諸国などで生まれた乗馬用の馬として生産された馬を輸入することもありますし、人間と心を交わせる動物の形でホースセラピーといった形で採用されることにも注目が集まっているようですが、これは競走馬を引退した後に、子どもや障害者と関わりながら人々を癒やすなどの取り組みになります。
自己所有をしたい、このように考える人もいるかと思われますが、乗馬の馬は買うことができますが、問題はそれをどのような形で飼育運営するのかといった点が課題になって来るのではないでしょうか。
オーナー制度を利用することで自己所有した馬を乗馬クラブなどに依頼して飼育して貰ったりすることもできるので、仕事などの都合で普段は馬の面倒を見ることができない、このような人も乗馬用の馬を手に入れることが可能です。
乗馬の馬を購入する費用はどれくらい?
白馬の購入方法としてはいくつかのやり方がありますが、乗馬用の競りで購入するやり方が候補の一つに存在します。
競り会場では、デモンストレーションや展示なども行っていて、内国産の乗用馬や競走馬から転用された引退競走馬、小型のポニーなども買うことができます。
最近は、乗用馬を生産する人が多くなっていて直接売買もできますし、生産者が管理運営しているホームページを通じて売り馬の情報を入手できるため参考にされると良いのではないでしょうか。
ちなみに、競争馬の中でも無名のものは無償で譲渡して貰えることもあるといいますが、転用のリトレーニング費用は負担しなければなりません。
海外から輸入するときには、最低でも500万円前後の予算は必要になりますが、どのような品種でどのようなレベルの白馬になるのか、これにより費用は大きく変わります。
なお、内国産乗用馬市場の中での最高取引額は200万円〜300万円で最低落札額は10万円程度ですが、即戦力となる乗馬は価格が高くなる傾向が強いです。
ヨーロッパで生産および育成が行われた競技馬を購入する場合は、最低でも200〜300万円の馬代が必要で、これ以外にも輸送費や検査費用、輸出入検疫費用などで+200万円が必要です。
マイホースのメリット
白馬は、個人が1頭の馬を所有することでマイホースを手に入れる醍醐味が味わえます。好きなときにいつでも乗馬を楽しめる、これがマイホースの最大のメリットになるかと思われますが、それと同時にいつでも好きなときに同じ馬に騎乗できるので、馬との相性が良いとより乗馬が楽しいものになります。自分の相棒といった愛着を得ることができる点もマイホースのメリットですし、愛着がわくのでいつも馬のことを考える人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、乗馬クラブで毎回違う馬に乗ると自分の課題になるのかそれとも馬の特性になるのか、よくわからないといった悩みを抱える人も多いようです。
しかし、マイホースならいつでも白馬が乗馬クラブなどで待っててくれる、自分の課題が明確になるメリットもあるので、上達までの時間短縮にも良い効果を期待できます。
なお、競技会などで良い成績を収める目的で競技が得意な馬をマイホースにする人もいますが、基本的には白馬の性格および癖などを把握することで安心して騎乗できるようになり、乗馬をより楽しくそしてスキルアップにも良い影響を与えることに繋がってきます。
また、愛着がわきますのでコミュニケーションもスムーズになることもマイホースのメリットです。
マイホースのデメリット
マイホースはいろいろなメリットがありますが、白馬を入手するためには200万円〜400万円など、こうがくな費用が必要不可欠です。
国産車もこれくらいの値段で買うことになる、これを考えるとマイホースを手に入れるためには、新車を購入するときと同じくらいの予算が必要になるわけです。
車の場合は、ガソリン代や整備代、車検費用などいろいろな維持費や保険なども加入しなければなりません。
マイホースの場合も維持費が必要になりますし、預託料や装蹄費、ワクチン代や獣医師の診察料などいろいろなお金が必要になります。
馬は動物ですからケガや病気をすることもあるので、治療費が必要になることやケガや病気になってしまうとその間は乗馬で利用できないなどのデメリットも存在します。
ペットを飼育されている人なら分かるかと思われますが、馬も生き物であり人間よりも先に死去する可能性があること、ケガなどで治療が難しいときには馬主として辛い決断を強いられることもゼロとはいい切れません。
これは、白馬でもあるマイホースを持つことで最期までしっかり面倒を見てあげる、このような心構えが必要になること、乗馬クラブの馬を利用して乗馬を楽しむときとは全く違った点です。
維持費はどれくらいかかる?
競走馬の場合、常に馬のプロともいえる専門家により育成が行われる、専門家は専門的な技術および知識を持ちながら競走馬を育てます。
これに対して、乗用馬は素人でも育てることができる(注意点をしっかり把握して守ることは重要)といいます。
その理由の中には、乗用馬は素人でも扱うことができる従順性や素直さなどが求められる馬種などが挙げられます。
乗馬クラブで利用している乗用馬は、プロのいうことを聞くと同時にお客さんのいうこともしっかり聞いてくれます。
仮に、プロには従うけれどもお客さんには従わないとなれば大問題です。
ちなみに、乗用馬の育成には、怯えさせない・上下関係を理解させる・我慢を覚えさせる・従順、このような基本的なルールを教え込むことが大切です。
一般的に生後6ヶ月から3歳くらいまでの中で徹底した育成を行うことで、乗用馬の生産育成は成功するといいます。
この期間の中で悪い癖が生じてしまうとなかなか直らないし、直っても危険な動きをする可能性もゼロではありません。
乗馬クラブに預託する場合の維持費は、最初に入厩料(10〜20万円)や保証金(10万円前後)を支払い、装蹄費が1?1.5ヵ月ごとに1?2万円前後で維持費としては月額15?25万円前後といいます。
まとめ
さぁいかがでしたか?
マイホースの購入方法から維持費まで解説してみました。
かなり費用がかかる部分もありますが、マイホースを持つために頑張ってみたいですね。
これからも乗馬の役立つ情報を紹介していきますね。
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